針金で狙うサムターン回しの手口と対策
サムターンというのは、ドアを閉めて内部からロックする時に回す、グリップの付近にあるつまみのことですね。
サムが「親指」、ターンは「回す」という意味で、サムでターンする錠ということです。
それを外側から、特殊工具を入れて、回して開錠することをサムターン回しといいます。
空き巣は、ドアスコープを破壊、そこから針金などの道具を差し込み、手探りでサムターンを回して開錠してしまいます。
ドアについている新聞受けや、覗き小窓を破壊して、そこから手を入れてサムターンを回すという手口もあります。
手動ドリルでドアノブの横に穴を開け、そこから工具を入れ、サムターンを回す手口もあります。
ドアとドア枠のほんの数ミリの隙間からサムターンを回してしまう、手慣れた空き巣もいると言います。
開錠に5秒とかからない空き巣もいるとのことです。
ドアに傷もついていないため、鍵をかけ忘れたと思う被害者もいるくらい巧妙です。
そうなってくると、ピッキングに強いと言われるシリンダー錠などを設置していても、まったく関係ありませんよね。
そこで、サムターン回しへの防犯対策をいくつかご紹介させて頂きます。
空き巣の7割以上は、侵入するのに5分以上かかる家は諦めるというデータがあるそうです。
・サムターンにカバーを取り付ける。
カバーをつけてサムターンに手や工具が触れるのを防ぎます。
ドアに穴を開ける必要もなく、安いものでは500円ぐらいで売っています。
・サムターンを対策済みの物に取り替える。
サムターンを押さないと回らないものなどにとりかえる方法があります。
・サムターンが無い鍵を追加設置する。
リモコンや暗証番号で開く錠を追加すると効果的です
これらの対策をしたときは、サムターン対策済みのステッカーなどを貼ってアピールしておくと、ドアが破壊されずに済むかもしれませんね。
このように、サムターン回し対策の防犯グッズもいろいろと販売されています。
どのような鍵が付いているか、お家の鍵を確認してみてください。
※サムターン回し
ドアにドリルなどを使って開けた穴から、針金のような棒を差し込んでドア内側のつまみ(サムターン)を回して解錠してしまう空き巣などの侵入手口。
ドアとドア枠の間に工具を差し込むことで解錠する手口や、ドアスコープ、ドアのポストなどを利用されるケースもある。